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SISMの教育について

人間主義に根ざした学習モデル

SISM

楽しく、目的意識のある学習

SISMでは生徒の可能性を引き出し、将来に必要なスキルを身に付けることのできる楽しい環境を醸成しています。

SISMの価値創造モデルは平和を推進し有意義な貢献を鼓舞する人間的な価値観を生徒に育みます。

習得度に基づいた学習(MBL)

習得度に基づいた学習(MBL:Mastery-Based Learning)とは生徒たちが次の題材に進む前に今の題材をしっかりと理解することに焦点を当てた指導方法です。その授業法にはブレンド型学習や自発型学習、習得度に基づいた評価が組み込まれており生徒たちの多様な学習力に対応します。習得度に基づいた学習の主要点は以下の通りです。

  1. 明確な学習目標:生徒たちは何を習得することが期待されているのか理解している
  2. 個別学習:個々の生徒のニーズに合うように教授法を工夫する
  3. 形成的評価:継続的に生徒を評価して向上すべき領域を特定する

研究によると従来の授業を受けている生徒たちに比べて習得度に基づいた学習を受けている生徒たちは自分たちが受けている指導により満足し、教わる内容についてよりポジティブな考えをもっていることが多いことが明らかになっています。概して、習得度に基づいた学習は魅力的でインクルーシブ(包摂的)な学習環境を育みます。

社会性と情動の学習(SEL)

社会性と情動の学習(SEL:Sicual Emotional Learning)とは生徒たちに感情をコントロールし、友情を育み、十分な情報に基づいた判断を下すために必要なスキルを育みます。SISMでは生徒たちが学業や人生において直面する困難に備えることができるようにカリキュラムに社会性と情動の学習を組み込んでいます。社会性と情動の学習の必須スキルは以下の通りです。

  1. 自己認識:自身の感情や価値観、信念を理解する
  2. 自己制御:自身の感情や考え、言動をコントロールする
  3. 共感:他者の意見や気持ちを理解する
  4. 人間関係能力:対立を処理する際に効果的にコミュニケーションをとり協力する
  5. 倫理にかなった意思決定:言動とその結果を評価する

研究によると社会性と情動の学習活動に参加した生徒たちは言動に改善が見られ、ストレスや気分の落ち込みに対処する能力が高まり、自己認識が向上することが明らかになっています。SISMは社会性と情動の学習が優秀かつ多才な“学びの人”を育むと確信しています。

対話型学習(DL)

対話型学習(DL:Dialogic Learning)は理解や知識構築の中心をなすものとして対話やディスカッションを重視します。対話型学習は従来の知識伝達や丸暗記とは異なり生徒と教師間の会話を通じて能動的で深い学習を目指します。対話型学習のコア・コンピタンス(中核能力)は以下を含みます。

  1. コミュニケーションスキル:生徒たちや教員たちの間で有意義なディスカッションをもつ
  2. 批判的思考:分析、解釈、評価、問題解決といったスキルを培う
  3. 社会的スキル:共感、尊敬、協調といった対人スキルを培う

対話型学習は徹底したディスカッションや探究作業、理解の共有や集団でのアイデア創出を重視することを通じて学習者に深く関与し、批判的思考や創造性、感情的スキルを育みます。

目的発見型学習(PBL)

目的発見型学習(PBL:Purpose-Based Learning)とは生徒を現実世界の問題や課題に触れさせる教授法であり学際的な知識を自身の関心と結びつけます。目的発見型学習は能動的かつ魅力的であり有意義な学習です。目的発見型学習の主要点は以下の通りです。

  1. リアリティー:自身の学びと現実世界の状況をリンクする
  2. チームワーク:共通の目標を達成するために共同で学習する
  3. 振り返り:自分自身の価値観や社会の価値観との関連において自身の学びを振り返りを促す
  4. 行動指向:現実世界の問題・課題を解決するためにさまざまな分野の知識を応用する

目的発見型学習は生徒たちが実社会の問題に積極的に取り組む能力を育み、好奇心や内発的動機を刺激し、学習者たちを「世界市民」や「誠実な学びの人」へと育成します。

SISM でのコースの流れ

7 ~ 9 年生
7 ~ 9 年生

中等教育前期
(11 ~ 14 歳)

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10、11 年生
10、11 年生

中等教育後期
(14 ~ 16 歳)

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12、13年生
12、13年生

Cambridge A-Level / IBDP
(16〜18歳)

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