12、13年生
（16〜19歳）
「大学予備教育」は中等教育と大学の学部課程での学業とのあいだを結ぶ重要な架け橋の役割を担います。SISMでは大学予備教育のカリキュラムに世界的に高く評価されている国際バカロレアの「ディプロマ・プログラム（IBDP）」とケンブリッジインターナショナルが提供する「Cambridge Advanced（通称“A Level”）」の2つのプログラムを提供します。「IBDP」はその包括的なアプローチで有名でありさまざまな教科にわたり批判的思考力やコミュニケーション能力、リサーチ能力を養います。「A Level」は生徒の関心や進路目標に合わせた柔軟なプログラムであり特定の教科について深い知識を習得できます。生徒は自身の得意分野や関心、将来の希望に適したプログラムを選択履修します。
「IBDP」は包括的で幅広い学びを提供する世界的に高く評価されている教育システムです。全人的な育成に重点を置き生徒の批判的思考や分析能力、さまざまな分野にまたがる知識を応用する能力を高めます。IBDPは効果的なコミュニケーションや異文化理解、現実世界の複雑な問題に対処する能力を育成し、グローバルに相互関連する社会にポジティブなインパクトを与えゆく、適応力や共感力を具えた人材を育成します。
IBDPの「コア（必修）要件」は3つの重要な要素で構成されており、生徒の学問的な視野を広げ、知識とスキルの応用に挑戦することを目指します。3つのコア要件は以下の通りです。
- 知の理論（TOK：Theory of Knowledge）：知の性質や習得について考察します
- 課題論文（EE）：独自のリサーチを行い4000語の論文を作成します
- 創造性・活動・奉仕（CAS：Creativity/Activity/Service）：創造性、活動、奉仕に焦点を当てた生徒主導のプロジェクトを行います
IBDPを修了するには6つの科目グループに加えて上記の3つのコア要件を修了する必要があります。
科目グループ
言語と文学（母語）
言語習得（外国語）
個人と社会
理科
数学
芸術
IBDPでは生徒は6つの科目グループからそれぞれ1科目ずつ選択するとともに3つのコア（必修）要件を履修します。
世界的に評価されている「A Level」は生徒に専門的で深い学習アプローチを提供します。その柔軟なカリキュラムによって生徒は希望科目に集中し、特定分野の基礎をしっかりと身につけることができます。また教科の組み合わせを選択して自身の進学やキャリア目標に合わせた学習を進めることができます。
科目グループ
芸術・テクノロジー
英語・英文学
人類学・社会科学
言語
数学
